用途
作業用手袋は、主に手や指を防護するために使用します。その他に、滑り止めの効果を得たり、材料や工具を握りやすくしたり、力を入れやすくしたりする効果が得られる場合があります。ただ単に着用するだけで、作業性が大きく向上する場合があります。自分にとって相性の良い、快適に着用できるものが見つかれば、作業中の多くの時間を着用して過ごす事になるでしょう。ただし、電動工具の巻き込まれによる事故を予防するために着用を避けるべき場合や、素手の敏感な触覚が必要なために敢えて着用しない方が好ましい場合もあります。エキスパートのノウハウ、公的機関の指針、工具や材料のメーカーによる安全上の注意や推奨といった情報を集めて、適切な判断で着脱する様にしましょう。- 手や指の防護
- 荷物や家具の移動・運搬
- 荷造り、開梱
- 固着したフタやハンドルの操作
- バリの除去
- 草むしり、除草、剪定
- がれきの撤去、ゴミ処理
選ぶポイント
素材
素材には綿、化学繊維、合成皮革、天然皮革など、様々なものがあります。素材により、重さ、厚さ、伸縮性、耐久性、速乾性等の性質は様々です。また、天然ゴムやニトリルゴムで指や手のひらに滑り止めが施されたものがあります。高温で溶けたり、、摩擦などで材料に色が転写して汚損してしまったり、といった事故を予防するために、作業内容や材料との相性を考慮する事が大事です。
薄手でフィット感を高め、指先の感覚が働きやすいものや、着用したままスマホのタッチ操作ができる製品などもあります。
サイズ
手指の動きを妨げない一方、フィットしているものが理想的です。一般的な作業では、手や指の関節の屈伸を妨げず、かつ手のひらが余ったり、ダブついたりしないものが使いやすい事が多いです。サイズと並んで、伸縮性や立体縫製など、フィット感を高める機能にも注目すると、使いやすいものを見つける手がかりになります。カラー
様々なカラーの製品があります。良い気分で作業ができる様に、好みに合っている事も大事な要素です。何気なく外してその辺に置いてしまった時に、すぐに置き場所が分かる様に目立つ事、左右のペアの判別がしやすく保管や洗濯の管理に便利である事、他人の持ち物と区別しやすい事など、色には機能性もありますので、考慮して選ぶと一層使い勝手が向上するでしょう。
摩擦で材料に色が転写してしまわない様に、色が移りにくいものや、材料に近い色のものを選ぶというのも選択のポイントのひとつです。
プロの職人によく使われるブランド
ペンギンエース、おたふく手袋、ショーワグローブ、アトム、富士手袋、コーコス信岡、シモン、スリーエム、ダンロップ、トラスコ中山等どれを買って良いかわからない時は
はじめの一双には、薄手の化学繊維製で、指と手のひらにゴムなどの滑り止めがあるものがお勧めです。なるべく手のひらや指によくフィットして、伸縮性のあるものが良いでしょう。様々な種類の作業に幅広く適していて、耐久性に優れている事に加え、洗濯後には綿軍手よりも短い時間で乾きます。ただし、熱には弱いので注意が必要です。あまり高価過ぎないものを試してから、自分の理想のポイントを見つけて行くと良いでしょう。3M コンフォートグリップ グローブ オレンジ Mサイズ GLOVE-ORA-M
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